4年以上ダイソンの掃除機DC61を使っています。
とうとう充電しても数秒で切れるようになったので、迷ったあげく互換バッテリーを選びました。
すると購入先のamazonから使用中止を求めるメールが・・・。
互換バッテリーは純正品より安い分、不具合が起きることもあるんですよね。しかし外れを引いたのが初めてだったので驚きました。
互換バッテリーを購入するときは注意が必要です。
ダイソンの掃除機クラスなら多少高くても純正品を使った方がいいです。互換バッテリーはおすすめしません。
純正バッテリーを購入する手順や値段などについて紹介します。
追記:8/10事故ニュース⇒8/29返金処理になりました。
【発火事故】ダイソン掃除機の互換バッテリーおすすめしない
ダイソンの非正規バッテリーで発火事故。対象バッテリー購入者は利用中止を! https://t.co/uI1WnYWtlR pic.twitter.com/buhIERfnt8
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) August 10, 2019
ダイソン株式会社からの報告によれば、ネットモールで充電式掃除機用として出品・販売されていた純正品でないバッテリーパックをダイソン株式会社のコードレス掃除機に組み込んで、充電中に出火したとみられる火災が発生しています。同様の火災は、今年の3月以降、重大製品事故として8件発生し、うち、5件は7月に発生しており、事故件数が急増しています。詳細な事故原因については、現在調査中です。
火災事故の調査で確認された純正品でないバッテリーパックには、複数のブランド名が確認されましたが、いずれもバッテリーパックの内部構造が同一であることから、同じ製品が複数のブランド名で販売されているとみられています。また、これらの他社製バッテリーパックには、製造事業者として、SHENZHEN OLLOP TECHNOLOGY CO.LTDの表示が確認されています。
ダイソン株式会社は、上記の火災事故を予防するため、純正バッテリーの使用を呼び掛けています。
経済産業省のニュースリリース
2019年8月9日の経産省ニュースリリースです。
互換バッテリーの裏面に「SHENZHEN OLLOP TECHNOLOGY CO.LTD」とあったらアウト。即刻使用を中止してください。
名前こそ違うものの、amazonや楽天などで売られている互換バッテリーは中身が同じってよくあります。amazonの中華製品が多数出品されているカテゴリーなんかは特に顕著ですよね。
人ごとだったよくあるニュースで片づけていたでしょう。
・・・しかしダイソンの互換バッテリーを購入した私の元にamazonからメールが来ていました。
互換バッテリー購入者向けにamazonから使用中止メール
~ 略 ~
注文番号: XXXXXXXXXXXXXXXXXX
商品名: LENOGE Dyson DC62 DC61 V6 DC74 DC58 DC59 DC72 互換 バッテリー 21.6V 大容量3000mAh V6 SV07 SV08 HH08 SV09対応 保護回路搭載 PSE登録済 1年長期保証 長寿命 充電バッテリー 掃除機ダイソン互換品
該当バッテリーの使用はただちに中止し、このメールを確認後、ご利用はお控えください。
本商品はAmazon.co.jp以外の第三者が販売する商品であるため、現在販売元の出品者と調整を行っております。返品・返金のご案内は対応方法が決まり次第、ご連絡させていただきます。
~略~
経産省が指摘した互換バッテリー購入者に向けられたamazonのメールです。
amazonを語る偽メールが良く届くのでよく読まずに捨てるところでした。メールを確認後充電しっぱなしだったプラグを抜いてとホッと一安心。
「返品・返金のご案内は対応方法が決まり次第、ご連絡させていただきます」とあるのでしばらく待つしかなさそうです。
互換バッテリー購入者への対応は返金
amazonから2週間ほどして返金対応するというメールが届きました。
- 自分で処分した
- 譲った相手に処分を依頼して実施してもらった
発火事故をおこした互換バッテリーを処分したことを記載して返信。バッテリーの捨て方についてはこちらの記事で紹介しています。
返信メールを送った後すぐに返金処理が始まりました。
Amazonは中華商品があふれていて選別が難しいなどの問題がありますが、返品・返金処理に関してはいいんですよね。
PSE登録済み、保護回路搭載していてもダメだった互換バッテリー


SHENZHEN OLLOP TECHNOLOGY CO.LTDの文字がある発火事故のあったバッテリー
「互換バッテリー買う奴はバカ」
「安物買いの銭失い」
ダイソン掃除機の互換バッテリー発火事故ニュースが出ると、一斉に叩かれました。その通りなんですけどね。
互換バッテリーを買うとき一番安いのじゃなくて一応選んだつもりでした。【PSE登録済み】【保護回路搭載】という記載もありました。
それでも発火事故が起きてしまう・・・。
「中華バッテリー自体を辞めるしかない」という所まで行き着いてしまいますね。判断が難しいです。
ダイソン掃除機の純正品を購入する方法!


バッテリーの交換自体はネジを外すだけで簡単だった。
ダイソンの掃除機は純正品のバッテリーを購入しましょう。特に充電しっぱなしという使い方をするならば互換バッテリーは危険度が大きすぎます。
まず無償交換の方法。
ダイソン掃除機は2年間の保障期間があり、バッテリーの故障が認められたら無償交換となります。保証期間内の場合は確認して下さい。
そして保証期間が過ぎた場合、バッテリーを購入するしかありません。
しかし互換バッテリーのようにネットで純正バッテリーが売っていないんですよね。ダイソンは楽天やYahooに出店しているのにありませんでした。
ダイソン掃除機の純正バッテリーは公式サイトで買うしかありません。
公式サイトの窓口で聞いたところ「交換用バッテリーはチャットや電話での注文が可能。製品の保証登録が必須です」だそうです。
交換バッテリーくらい公式サイトやECショップで手軽に売ってくれないかなというのが正直な印象です。
純正バッテリーの値段は互換バッテリーの約2.33倍だった


発火事故のあったバッテリー。(現在は販売も消えている)
ダイソンの掃除機の純正バッテリーは以下の通り。
- V6の交換バッテリーは税込み8640円
- V10の交換バッテリーは税込み12960円
V10はV6と比べて交換バッテリーの値段が上がっていますね。
わたしが購入したV6の互換バッテリーは3699円でした。純正バッテリーはその2.33倍の値段です。
- 気軽に購入することができない。
- 値段も純正品より安い。
この辺も互換バッテリーに流れる原因かと。
またamazonや楽天で「ダイソン 純正 バッテリー」と検索しても互換バッテリーしか出てこないので、間違って購入してしまう人いそうです。
純正バッテリー買うなら新品の掃除機買った方がいいのか
うちのダイソン掃除機DC61は2万円くらいで購入。純正バッテリーは半分くらいの値段がするのでためらわれました。
ダイソンにこだわらなければ新しいコードレス掃除機が買えてしまいそうな値段です。(互換バッテリーを購入してしまった要因)
しかし発火事故が起こった関係上、別の互換バッテリーを買うのも怖いのでやめておきます。
いっそのこと新しいダイソンの掃除機を買うべきか。
DC61は2013年9月発売の掃除機。さすがに新しくしてもいいかなと思い始めています^^
ダイソンV11は
- V10より吸引力が25%アップ
- 音が静かに
- 液晶ディスプレイで残りの運転時間がわかる
DC61より吸引力すごいんだろうけど、値段もスゴいんで悩みますね。
互換バッテリーを使うなら危険があることを知った上
中華製の互換バッテリーは安いけど怖いと改めて感じました。
今回発火事故があったモデル以外の互換バッテリーは販売されています。心配なら充電中は目の届くところに置いた方がよさそうです。
互換バッテリーは使っても問題ないことがあるのがやっかいなんですよね。
今回発火バッテリーを引いてしまいましたが、おそらくまた互換バッテリー買うでしょう。
口コミや評判などでなるべく使用ユーザーが多い商品を選びつつ、最後は自己責任になりますがしょうがないと諦めています。
コメント